ねがっていても ことばにできない ちいさな こどもたちのためにーー。 あるくにに、おうじさまが生まれました。おうじさまはテオフィルとなづけられ、なに不自由なくくらしていました。部屋はお城でいちばんいいところ。どんなものでも買ってもらえます。でも、テオフィルは元気がありません。なにをあげても、「いや」ばかり……。フランスの人気絵本作家がえがく、やさしい読後感の絵本。
表紙の王子様の周りを取り囲んでいる色が素敵だなと思ったのでこの絵本を選びました。お母さんは赤ちゃんにとってとても掛け替えのない物なのだと再認識する事が出来ました。お金や地位などではなくお母さんの愛こそが赤ちゃんには必要なのだと教えてくれる絵本でした。王子様が自分の欲しかった物が手に入った時に見せる極上の笑顔が素晴しいです。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
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