切り株の上でミソサザイが見つけたおいしそうなリンゴ。そこにカラスが飛んできて「森の王さまはおれだ、だからリンゴはおれのもの」。そこへワシが舞い降りてきて…。森の動物たちのユーモラスなお話。
小さなミソサザイが食べようとしたりんごを、次々と自分の方が強いのだと、王さまを名乗る動物たちが横取りしていきます。
いったい森では誰が一番強いのでしょう。
考えたら、誰でも弱点はあるものです。
でも、まさか最初に追い払われたミソサザイが再登場するとは思いませんでした。
オオツノシカがミソサザイにやられてしまうとは思いませんでした。
物語はそこで終わるのですが、本当にそうでしょうか。
意地悪なカラスが再登場したらどうでしょうか。
ワシが怖くて登場しないでしょうか。
この緊張関係を国際関係として考察したら、問題はもっと複雑になるような気がします。
独り勝ち社会なんてないですよね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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