めんどりのルイーズは、赤いカーテンのあの家が大好き。気になるな、中はどうなってるの? なんだかあたしにぴったりね。赤いカーテンに誘われて、ルイーズは窓から家の中に入り、探検を始めました。
おっとり、おとぼけ風のルイーズが、味わい深い(?)一言を残しながら家の中を探検する絵本。ルイーズにとって鉢植えは椅子、ソファーで眠る猫は牛、赤い三輪車はトラクターで、花模様のベッドカバーはお花畑……。この視点のズレが米国では小さな読者層を中心に人気を呼び、すでにルイーズ・シリーズは7冊刊行されています。無垢でやさしそうな表情に、何ともいえない親しみが湧いてきますね。 ――(ブラウンあすか)
めんどりのルイーズが人間の家に入り、色々と勘違いを重ねながら進んで行くお話です。
文章はわずかですが、絵を見るとルイーズの勘違いがわかって、笑ってしまいます。
小さな子向けのように見えますが、文章と絵がずれていることの面白さを楽しむにはそれなりに理解力がないと難しいと思いました。ちなみに息子は単純なのか、その面白さになかなか気付かず、「え、なんで?ちがうよ。」という疑問で終わってしまっていました。息子には早いのか、息子には向かないのか・・・。 (さみはさみさん 30代・ママ 男の子3歳)
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