昔、この世に太陽も月もなく、人々は空の薄明りをたよりに暮らしていた。が、ある日、その空を黒雲が覆ってしまい……。
ボリビア・インディオに伝わる、太陽と月の民話。
インディオの世界観にとって、太陽や月は大切です。
それだけ、身近なものなんですね。
双子の兄弟、アリとヤシ。
二人はたくましい力とすばらしい知恵を備えた若者に育ち、
異常気象に立ち向かいます。
天へ上る兄弟の力強い意思が画面からぐいぐい伝わります。
そして身を挺してアリは太陽に、ヤシは月になって人々を救います。
インディオが太陽や月を崇拝する気持ちがよくわかります。 (レイラさん 40代・ママ 男の子21歳、男の子19歳)
|