この本の著者は、自分の家の窓を3年続けて訪れたアマガエルと14年間も一緒にすごしました。四季を通じたカエルの様子や人間との交流が、飾りのない文章で語られる本です。
全く考えたこともなかった。アマガエルを飼ったり、しかも心を通わせたりするなんてことを・・・。
でも、これは、実話なのです。本当に驚きです。
餌は、ハエだから、いちいち捕っては、手にとって与えなくてはならないのだから、大変である。でも、実に事細かい記録、その共同生活ぶりに、これは作者の立派な家族で、その成長記録であることがわかるのだ。
しかし、どんな生き物にも最後の時が訪れるわけで、この最後というのが、なんだかとっても泣けてしまうのです。
(はなしんさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子4歳)
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