
日本の「ものづくり」に世界が注目している! わかったぞ! 日本のなりたち、今の日本、そして未来のすがた
人類は、さまざまな技術によって進歩してきました。日本は「ものづくり」が得意な国です。人類最初の道具はなに? 電気はどうやってつくられるの? 日本人が得意な技術って? はやぶさや東京スカイツリーはどこがすごいの? 『日本のもと・技術』は、技術の歴史や、わたしたちのまわりにある技術をとおして、これからの日本のことを考える一冊です。

【内容】
古代の人類が火をおこすところから、未来の技術までを軽快な対談と、ギャグ満載の漫画で紹介してくれる。火、稲作、建築、水道、産業革命。車やバイクなどの開発者、インスタントラーメン、シャープペンなど、意外なものが日本で開発されている。インターネトや原発、宇宙開発など、充実した内容。
【感想】
広く浅く、わかりやすく楽しく学べる一冊。
対談形式…とはいえ、お亡くなりになって久しい人が多い。人物が特定できない場合は、「原始時代のおじさん」とか「大仏を作った大工さん」などの、日本代表(仮)とお話して、当時の状況をリアルに聞き出している。
読者を飽きさせない工夫がいたるところにあり、最後まで興味をもって楽しんで読める。内容が充実している割には、難しい専門用語などがないので、理数系に弱い人でも全く問題なく理解できます。私もその一人ですが、ギャグマンガを読む気軽さで、日本の数々の歴史を変えていった技術について理解できた。
日本には世界に誇る事ができる素晴らしい技術者が多い。法隆寺の五重塔をはじめとして、相当昔に作られたものには、人類の英知が詰まっている!
その場にあるもので、外国の技術も取りいれて、更に改善し、職人さんが工夫に工夫を重ねて根気よく丁寧な仕事をした結果、素晴らしいものが残っている。
もっと自分の国の建築物、製品、職人さん、文化などを誇りに思いたい。
しかし、まだまだ分からない事が世の中にたくさんある事にも気が付く。例えば「クラゲが光るしくみ」などは、まだ解明されていないという。できる事とできない事がたくさんある世界に、改めて気が付いた。
クラゲが光る仕組み、誰かわかったら、ぜひ、教えてください。 (渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )
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