“すがたかえ”という、はいったが最後、にてもにつかぬ姿になって出てくる不思議なぬけ穴のある村。そこに美しい娘が現れ、そのぬけ穴にとびこんでしまった。さて…
前作で、たまごのからに閉じこめられて、こじんまりしてしまったぬさ婆さんが、恋患いやら、毒キノコ騒動やら、怪しげな占い師やら、人心を惑わせるあれこれを行って、村を大混乱におとしいれます。
すがたかえという奇妙な洞穴を通しての大混乱は、星座の話にまで広がっていくという、ダイナミックなエンターテイメント絵本でした。
恋患いになってしまった若者たちは、立ち直れるのでしょうか。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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