井上洋介さんが絵を描いているせいでしょうか?
かなり小さなお子さんを意識して書かれている絵本かな?
主人公はあくまでマーシャという女の子なのですが、ババヤガーのシーンが多く、再話者の渡辺節子さんも、井上洋介さんもマーシャーよりもババヤガーを描く方を楽しんでるのかな〜と、思いました。
マーシャを手助けしてくれるねずみや扉やしらかばもいい味が出てました。
大人目線でいくと、なぜマーシャがこれらのものたちの助けを借りられる知恵を持っていたのか、その理由も、ストーリーに盛り込んでほしかったなぁ。
(実はマーシャの性格が優しいから、という理由ではなく、こうしたらこうなるっていう掟みたいなのかあるんですよ)
女の子が主人公のドキドキする冒険ものなので、学校などの読み語りにもお薦めです。