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海が戻ってこなくなった日」 ママの声

海が戻ってこなくなった日 作:マーゴット・サンダーランド
絵:ニッキー・アームストロング
訳:森 さち子
出版社:誠信書房
税込価格:\1,540
発行日:2011年09月
ISBN:9784414413656
評価スコア 4
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  • 様々なテーマが入った素晴らしい絵本です

    とても複雑なテーマが込められた絵本でした。
    一回読んだだけでは、エリックの心情や、サーフの言葉などもじっくり理解できることはできません。

    そして、作者が言おうとしていることも一度では知りえないかもしれません。

    でも、それくらい、価値のある学ぶべきテーマが多い本でした。

    表紙のエリックが、まずたつのおとしごなのか・・なんなのか?わからない生き物で、その不思議感がまたこの本を引き立てているのだと思います。

    大切なものを失った悲しみ、それを受け入れられなくて何度も涙を流す経験は誰にでも降りかかることです。
    それを、サーフとの出会いで、新しい気持ちを芽生えさせてくれます。
    枯れた海にお花が咲いていくさまは、まるでエリックの乾いた心が少しずつ解放されていく様子を表しているかのように感じました。

    人との出会いや言葉で人間は変われるんだ!ということを優しく教えてくれているかのようでした。

    うんうんと聞いてくれるサーフの温かさ。
    人間は誰しも受け入れてもらいたいという気持ちも持っています。


    サーフの言葉は、一つ一つかみしめて読んでほしいです。

    投稿日:2016/12/07

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  • この絵本を読んで私の感じたこと。

    大切な人を失う悲しみとやるせなさと痛みからどう前に進んでいくかを考えさせられる絵本でした。

    犬のサーフの言葉が温かく優しく,心に残りました。

    大切な人を失った悲しみや痛みを乗り越えるにはとても時間がかかり,もしかしたら乗り越える必要はないのかも知れないのかもとさえ感じました。
    受け入れる。悲しみも痛みも受け入れていく。
    心の宝物と思えるまで受け入れ一緒に生きていけばいい。
    そして心許せる誰かに話してもいい。
    色々感じた絵本でした。

    投稿日:2014/09/14

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  • 新しい世界

     たいせつな物や大事な人を失くしてしまう。
     そのときはショックで、なにもできなくなるけれど、きっと時間が解決してくれると思います。ショックから立ち直った時に、おもいがけないほど新しい世界になっていたりします。

     「心の痛みを感じるのをこわがって、心を閉じる」という言葉が印象的でした。
     ふと見つけたあのお花は、自分の心なのかもしれないなと思いました。自分の心にもたっぷり栄養をあげて、立ちあがれるようになりたいです。

    投稿日:2012/07/13

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  • 一番難しい・・・

    大切にしていたものを失ってしまうこと。
    二度と会えなくなってしまうこと。
    この9つのテーマの中で、一番難しく、
    けれど、大半の人が長い人生の中で、
    一度は経験するテーマだと思います。

    周りがどんなに優しく手を差しのべても、
    それが傷ついた心を癒してくれるかは、わかりません。
    大人でも、乗り越えるのは、容易なことではないでしょう。
    解決してくれるのは、『時間』なのか、別の『何か』なのか、
    それとも、自分の人生が終わるときまで、闘いは続くのか・・・。

    このお話が教えてくれたこと。
    心の痛みを感じるのをこわがっていると、心が閉じてしまい、
    前に進むことができないということ。
    そして、心の中の思い出までは、誰も奪うことはできないということ。
    それでも、やっぱり元のようには戻れないとは思います。
    だからこそ、誰かのために何かをすること。
    人との関わりを断ち切ってしまわないこと。
    そんなことも、感じさせてくれるお話でした。

    あの大震災により、大切な人を失った人がたくさんいます。
    悲しみの中でもがき、闘い続ける人たち。
    その中に居ながら、他の誰かの為に必死に頑張る人たち。
    本当に胸がしめつけられる思いです。
    そのことを心の中にしっかりと留めておきたいなと感じました。

    投稿日:2011/12/13

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  • 大切なもの

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    大好きな海がある日突然消えた。
    心にはぽっかり穴が空き、夢も希望もなく、ただただ絶望感が広がるばかり。生きる希望もなくなった主人公のドラゴンが固い岩の割れ目に咲いた一輪の花を見つた時、希望の一筋の光が差し込んできて、その光に導かれるようにその花の命を助けたいという新たな生きる希望と喜びを見つけ、また動き始める。
    人生とは、平坦なものではない。奈落の底へ突き落とされるような現実に突如として向き合わねばならないこともあるだろう。そんな時、このドラゴンのように一筋の光を人生に見出しまた新たな希望に向かって突き進む勇気が必要だ。
    大人が読んでも人生について考えさせられる一冊。

    投稿日:2011/12/10

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