新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

義経千本桜」 ママの声

義経千本桜 作:橋本 治
絵:岡田 嘉夫
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,760
発行日:2005年10月
ISBN:9784591088104
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,561
みんなの声 総数 5
「義経千本桜」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • あの千本桜

    美しいです。
    表紙も、中のページも、物語の文字の配列も
    全て美しいです。

    千本桜は、初音ミクの曲というイメージが強くあったのですが
    先日テレビで、初音ミクと歌舞伎がコラボしたという番組を見て
    急に興味が出ました。
    テレビで端折りつつみたその舞台は、
    客席でオタ棒なんかも振られていて
    ちょっと際物っぽかったのです。
    (それはそれで、とても興味深い舞台でしたが・・)

    実際の義経千本桜って、どんな話なん?と思った時に
    「これは絵本か児童書みたいなのがわかりやすいんじゃないか・・」とあたりを付け
    この本を読んでみることにしたました。

    現代風になおした直球の表現が随所にされていて
    すごくわかりやすいお話です。
    歴史上の人物の登場するフィクションでありながら
    お話の筋が実によくできていて
    昔の人も、想像力たくましく二次創作していたのかなぁなどと
    思いをはせました。

    平易な文を求めて読みましたが
    これは、子供向けではなく、大人向けの絵本だと思います。

    投稿日:2020/04/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 桜より、荒々しい海のイメージが強かった。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    歌舞伎絵巻シリーズです。
    このシリーズどれもとてもすごいのです。
    タイトルで分かるように(?)今回は源氏の「源義経」お話。
    ただ“千本桜”というタイトルが個人的には解せなかったです。だって、きっと舞台には桜がたっていたでしょうけれど、この物語そのものには、本当に背景の表記としてちょっとばかり描かれているだけで、
    作品を読んでいるとき、私の目に強く残った映像はむしろ、荒々しい海の波のうねりと断崖絶壁でした。
    桜を描けたのは最後に「川越太郎」が登場するところだけです。

    義経が主人公なので、源氏好きの人にはたまらないお話だと思います。
    弁慶も登場しますが、大きな犬か熊が若い大将にすっかり懐いて尻尾を振っている感じのシーンばかりで、このお話の中での弁慶はかっこよくないので、そのへんはあまり期待しないほうがよいですよ。

    改めてへぇ〜と思ったのは、義経の正妻の「卿の君」と、愛人である「静御前が結構仲がよかったところでした。

    歌舞伎の物語がすごいのは、主人公自身の出来事とは別の方向で同時進行している関係者の時間軸もしっかりと絵かがれているところでしょうか。
    なので、この物語は源平双方の、その後の人々の様子がとてもよくわかります。
    このあたりの時代が好きな歴史好きの人にもたまらないと思います。

    今後、機会があったらこのシリーズを中学生や高校生くらいの子どもたちにブックトークしていきたいと考えています。この作品がきっかけで、歴史やお芝居に興味を持ってくれる子どもたちが出てきたら、素敵ですね〜。

    投稿日:2016/03/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美意識を刺激する絵本

    子どもの本のコーナーに置いてあることが不思議なくらいの
    美しい絵本です。
    まさに大人のためのコレクションのような絵本だと思います。

    また、歌舞伎の物語は実際の歴史とは異なりますが、
    江戸時代の庶民がこのようなお芝居に胸をワクワクさせたのだろうと
    想像しながら読むと、また格別の楽しさがあります。

    歌舞伎初心者の方にもぜひお勧めしたい絵本です。

    投稿日:2009/04/21

    参考になりました
    感謝
    0

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / ぐるんぱのようちえん / もこ もこもこ / わたしのワンピース / ラチとらいおん / バムとケロのさむいあさ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • はるのおくりもの
    はるのおくりもの
    出版社:日本標準 日本標準の特集ページがあります!
    雪を見たいカエルと見せてあげたいキツネとウサギ。心あたたまるお話を美しい四季の絵にのせてお届けします


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット