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ちいさなつきがらす」 パパの声

ちいさなつきがらす 作・絵:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2010年11月
ISBN:9784062830485
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 41
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  • 勇気をくれる1冊です。

    にじいろのさかなの作者、マーカス・フィスターさんの新刊という事で早速読みました。

    見た目が小さいというだけでいじめられてしまうチビカラス。。
    いじわるなカラスに「月に行ったら遊んでやる」と言われ
    仲間に入るためか、見返すためか、勇気を振り絞り
    本当に月に行こうとするチビカラス。

    自分の幼少期にもチビのような勇気があればと振り返りました。

    内容は、娘は3歳なのでまだちょっと早いかな?という印象。
    カラスが主人公という事で、全体的にモノクロの描写になっている
    ため「月の輝き」や「銀の翼」がより一層輝いて見えます。

    チビカラスがいじめられているため、気持ちがやや不安になりますが
    チビをいじめたカラスが過去を振り返るような話の進み方なので
    何となく安心して読む事が出来ます。

    個人的にはマーカス・フィスターさんらしさも備わっており
    ファンの方も当然満足出来る1冊ではないかと思います。

    娘が保育園に行くようになったら
    読んであげたい1冊です。

    投稿日:2010/11/24

    参考になりました
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    2
  • 難しいテーマ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「にじいろのさかな」「うさぎのホッパー」「ペンギンピート」シリーズで知られるマーカス・フィスターの新作。
    特に、「にじいろのさかな」シリーズは、全世界で2000万部以上売れている超ベストセラーなので、読まれた方も多いはず。

    物語は、年寄りのわたりがらすが語るという形式で進行します。
    話の主人公は生まれたばかりのわたりがらす。
    いつまでたってもちびなので、なかなか仲間に入れて貰えません。
    仲間に入れて貰える条件が出されたのですが、それが「月まで飛んで戻ってくること」

    果敢にもちびがらすは、月まで飛び立つのです。
    読み終えて、ハッピーエンドと言えるのか、疑問に思いました。
    救いだったのは、進行形の話ではなく、回顧録としていることぐらい。
    いじめが全面に出ている作品なので、絵本として読み聞かせるのに、躊躇せざるを得ません。

    ちびがらすが、月を見つめているシーンなんかを見ると、その仲間に入りたいという純粋な気持ちが伝わってくるだけに、もっと違ったストーリー展開を考えて欲しかったと思います。

    絵は素晴らしいのですが、ストーリーに共鳴できないので、辛めの評価となってしまいました。

    投稿日:2010/12/12

    参考になりました
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    1
  • 少し複雑な気持ちで

    カラスの中でちびで生まれて、成長が遅いちびガラス。
    仲間からからかわれ、ばかにされ、相手にされないちびガラス。
    これは明らかにいじめの本なのですが…。
    ちびガラスの健気さに心打たれます。
    月まで行って来いという冗談を、真に受けて月を目指したちびガラス。
    そのために、地上に落ちて意識をうしなったちびガラス。
    「ぼくにはできなかった」と、あまりに純粋なちびガラス。
    あれは冗談だったと、許しを請うカラスに、一緒に遊ぼうと天真爛漫なちびガラス。
    その姿に、多かれ少なかれ周りのカラスの一羽と同じであった人間は救われた気持ちになったりするのではないでしょうか。
    自分たちが許してもらえた…。

    ちびガラスに焦点を当てるととても心温まる物語。
    周りのカラスに焦点を当てると少し陰湿な物語。
    そんな構造を抱えて、マーカス・フィスターの絵は両者をくっきりと描いていて見事です。

    低学年で読むのと、高学年で読むのでは、その意味合いが違ってくる絵本だと思います。

    投稿日:2011/06/19

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    0
  • つきがらす

    伝説の「つきがらす」。
    群れの中で一番の小柄で、仲間はずれの存在。
    でも「月までとんでみせる!」という見事なチャレンジ精神で
    キラキラと光る羽根を手に入れます。
    最後のページ、ちびわたりがらすが仲間にかける声がすがすがしい。

    投稿日:2010/12/14

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