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新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜」 パパの声

新幹線のたび 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜 作・絵:コマヤスカン
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年03月20日
ISBN:9784061324619
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 49
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  • 東日本大震災の直前の日本が俯瞰できる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2011年3月20日初版の絵本。
    この日に大きな意味があります。
    なぜなら東日本大震災が起きたのが、3月11日だからです。

    物語は、青森に住む主人公のはるかが、春休みにパパと一緒に鹿児島に住む祖父・祖母を訪ねる設定です。
    その交通手段が新幹線。
    はやぶさ、のぞみ、さくらを乗り継いで行くというものですが、鉄道マニアでもなければ、本来は、飛行機でしょうが、その設定が絵本ならではの素晴らしいところです。

    この絵本は、その道すがらを大きく俯瞰して描いています。
    かなりデフォルメされた日本なのですが、日本が如何に平地が少ない国なのか、改めて知ることになりました。
    そして、その土地の町並みとか、建物、旧跡なども、実に分かり易く描かれています。
    日本地図の学習も、こんな風だったらきっと、好きになるに違いないと思える位の出来栄えだと思います。

    しかし、この絵本が貴重なのは、東日本大震災直前の日本を描いているということに尽きると思います。
    岩手から宮城に続くリアス式海岸、日本三景の松島、相馬市、いわき市等、その姿は、津波によって変貌してしまっており、そのことを想うと真摯な気持ちにならざるを得ません。

    勿論、作品としても1級品ですが、それ以上に東日本大震災の直前の日本を見ることができる作品として、多くの方に見て欲しいと思います。

    投稿日:2012/03/03

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    6
  • 大事にしたい日本の風景

    あの大災害直後に出された絵本として特筆すべき絵本です。
    なにしろ、絵本は出版されたけれど、はるかちゃんの乗ろうと思った新幹線は動いていなかったのですから。
    あの大災害で失われた自然があります。
    絵本の中の日本は鳥瞰された地形で描かれていますが、あの大津波を引き起こした地形を際立たせることになってしまいました。
    そんなことで、妙に内容とは別のところで象徴的になってしまった絵本ですが(そうでなければ手に取らなかったかも)、とても素晴らしい構成です。

    単なる乗り物絵本ではなく、青森から鹿児島までのはるかちゃんの新幹線旅行を車内と上空からとらえているところが特徴。
    角度を変えると日本はこんな風に見えるのだと、地図帳だけの日本イメージから国土そのものに視点を与えています。
    多少デフォルメされた感じと、名所を選ぶ作者の嗜好にかたよりはあるものの、代表的な観光地のあり場所と、いかに日本が変化に富んだ国土なのかを知ることができます。
    見方を変えてみるという素朴な行為でこれほど日本が立体的に意識できるのかと、感心しました。

    車内風景も見事です。
    新幹線はいろいろな人を乗せて走ります。
    そこに多少の人間関係が生まれることもあるでしょう。
    長旅ならば、乗る人降りる人で雰囲気も変わります。
    考えれば、乗っている本人も服を脱いだり来たり、寝たり起きたり、食べたり遊んだり…。
    新幹線の長旅は同じ空間がずっと続くこと。

    コマヤスカンさんの視点の素晴らしさは、大人としても楽しめました。

    投稿日:2011/09/01

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    4
  • がんばろう日本

    今回の未曾有の大震災を忘れないためにも、私にとって、この本は一生大切にしたいと思います。

    私の親戚が、東北地方にいるもので、この主人公のように、夏になると新幹線で、仙台に降り立ったものです。
    東北地方の風土や伝統、歴史的財産や美味しいお土産、お米や、海沿いにあったいちごハウスが大好きでした。
    この絵本を見ながら、一緒に旅をすることが出来ます。

    新幹線ずきな息子には、まだ、このパノラマの世界は、早いみたいですが、いつか一緒に旅が出来ることを、願っています。

    がんばろう日本!

    投稿日:2011/04/24

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    4
  • 大人がはまってしまう

    これは大人が思わずはまってしまう絵本です。
    青森から鹿児島まで、新幹線の線路を追っていきます。
    懐かしく思う景色や見慣れた景色、
    あぁここに行ってみたいなぁなんて気分にもなります。
    岡山の桃太郎や清水の天女など、
    よくよく探すと色んなものまで描かれています。
    ところで、4歳の娘も楽しめたようですが、
    「新幹線乗ってみたい〜。それでお弁当を食べるの。」
    新横浜のシュウマイ弁当のくだりが、よほど心に響いたようです。

    投稿日:2011/06/07

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    1
  • じぃじの実家まで

    • アッタカさん
    • 40代
    • パパ
    • 埼玉県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    今年の夏、妻と娘たちが妻の実家に帰った。
    帰る前に、じぃじの家は今住んでいる埼玉との距離感を知ってもらいたかった。
    そして新幹線を通して青森から鹿児島まで日本を縦断できることに感心し購入を決めた。

    子供の感想は、じぃじの家がある駅の周りが描かれていて、ここまでいくんだねと感心していた。
    ただ、行くときは、飛行機なのである。

    その本も妻の実家まで飛んでいった。じぃじと子供たちの会話のなかだちをしてもらえればと思った。
    その思惑は、軽くかわされたようです。

    今後、子供と遠くへ出かける際には、この本を使って距離感と位置を先に教えていきたいと思うところです。

    投稿日:2011/12/05

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  • 列車さがしがたのしい

    新幹線以外にもいろんな列車が乗っている。探すのが楽しい絵本でした。いろんな地名名所のも載っていておもしろいです。青森の恐山(おそれざん)を「おそれやま」と書いているのは間違いだと青森出身の妻が言ってます。

    投稿日:2011/05/15

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