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このあと どうしちゃおう」 その他の方の声

このあと どうしちゃおう 作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2016年04月22日
ISBN:9784893096173
評価スコア 4.79
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  • 祖父の死後、みつかった一冊のノート。そこには自分の死について、準備するものや、死後の世界の暮し方などが書かれていた。
    孫はそのノートを読んで…

    「死」を扱った作品は、重い、悲しい、心が痛い…などの心理的な抵抗が強いので、あまり好きではない。しかし、この絵本は、現実の社会でリアルに起こりうる家族の死を扱っているのに、クスリと笑える場所がいくつもある。ペットの死や家族の死に直面することが現代の子どもたちにはどのくらい機会があるのか知らないが、自分の子ども時代はしょっちゅう近所の老人が死に、道端で車に引かれた小動物の死体を見た。高齢化した田舎で過ごした幼少期に、貴重な体験をしたのだと今は思う。

    簡単な漫画のような絵の中に、たくさん考えられたリアルな日常がちりばめられている。大人になっても遊び心を忘れない、洒脱な老人のいろんなアイデアと、厳しい現実とのコントラストが見事な一冊。祖父母のほうが子どもみたいで、子どもの方が大人びているように思われた。

    「このあとどうしちゃおう ノート」は、いわばエンディングノートの一種だ。しかし、そこには遺産相続でもめる親族の様子や、死に切れない執着心などがない。唯一、嫌いなあいつは地獄で苦しんでいる様子を想像してざまーみろ、とほくそ笑む老人の姿があるものの、それもユーモアに満ちた責め苦である。
    人間がもし、善意が8割くらいで暮せたらなら、こういう終わり方ができるのではないだろうか。
    年々、死が間近に迫ってくると感じる私たち中高年にも、心に響くものがある名作絵本だ。

    投稿日:2021/03/15

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  • こんなエンディングノートもありだと思えました
    私の周りでもいろんな人がいろんな死を迎えているのを目のあたりにして 生きているうちに自分の気持ちを書いておくことって大切だなあ〜と思っています
    そんな時 この絵本に出会いました

    おじいちゃんがしんで 孫のぼくが ノートを見つけました
    「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか どうしてほしいか」 そんなこことがいっぱい書かれていたのです
    おもしろく書かれていて こんなエンディングノートがいいなあ〜と思いました。
    天国へ行くときの準備も笑えました
    こんなかみさまにいてほしい   誰にも言えなかったことを聞いてくれる神様    これは生きているときにいてほしいですね

    天国を想像するのも楽しい あこがれがいっぱい
    意地悪なあいつが地獄へ行く  地獄の一日 笑える ふふふふ・・
    いろんな 発想があっていいんだよ  なんだか 嬉しいですね!

    みんなを見守るという優しさが非常に いいです

    そして おじいちゃんのノートを見たぼくは 今 自分が生きている いっぱいやりたいことがある
    ぼくだったら どうしちゃおうかな 
    そして てんごくにいく いったときのために 空を飛ぶ練習をした
    なんだか ホッとします 

    こんなエンディングノートもありだなあと嬉しく思えました
    ヨシタケさんありがとうございました

    投稿日:2016/08/17

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