『ぞうのババール』で有名なフランス人作家の作品。
 木が一本だけ生えている赤い山の近くにエミリーは住んでいます、ある日 望遠鏡で山の頂上に不思議な男の子を発見。早速、会いに行き友達になります。が、彼の奇妙な外貌は街の人々に騒動を巻き起こしてしまいます。。。
 この男の子、何が不思議ってはだかで頭に一本とげが生えています。ほとんどしゃべりません。
 でも、一筆書きのような簡単な線で描かれた「彼」はとってもキュートです。
 
 「ボノム」というのはエミリーが彼につけた名前。フランス語を勉強している知人に聞いたところ多分「ボンノム」=「いい男性」という語からきているのだろうとのこと。
フランスらしい絵本です。