「さがしてあそぼう冬ものがたり」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

はじめ、眺めた時には「あんまりおもしろくないなあ。
どうやって子どもと読もう？」と思ってしまったのです。
でも次に頁を開いて。
タイトルのとおり冬ものがたりをさがして読んだら
楽しかった楽しかった！
誰にでも物語はあるのですものね。
ひとりひとりの物語を子どもと一緒に丹念に拾って
読みました。３階建てのマンションのそれぞれの間取りの
違いや、住んでいる人がどの人で、といったこと。
バイクが途中で車を追い越したこと。オウムの行く末や
交通事故を起こしてしまった人のこと。帽子の運命などなど。
文字がない絵本なのに、とっても時間がかかりましたけど（笑）。
バイクに乗ってきた人が、まさかあの人だとは思わなかったなあ。

文字のない絵本ですが，その分見応えがありました！！
みんなそれぞれに「冬ものがたり」があり，たくさんの物語が一冊にぎゅっと詰まっている感じでした☆
シリーズで出ているようなので，他も読んでみたくなりました。
子供にも大人にも楽しい絵本ですね。

これはぜひシリーズを５冊同時に開いて読みたい本です。
手元に３冊しかありませんでしたが、それでもとっても楽しく読めました。
「冬」におなかの大きい人がいたので、もしやと思って「夏」を見たら
赤ちゃんが生まれていてほんわかした気分に。
一番気に入ったのは女の子がおじいさんにお財布を届けるものがたりで
心が温かくなりました。

この絵本は、とってもとっても ★ いいのです ★ 素晴らしいのです ★
＜字のない絵本＞　の素晴らしさ　×　＜さがし絵本＞　の醍醐味。
親子で自由にいろいろなお話を作って楽しめますよ！

作者のロートラオト・ズザンネ・ベルナーは、ドイツの有名な絵本作家さんです。
彼女は　＜ドールハウスのような絵本＞　をずっと前から描きたくて　『やっと実現しました』　と言っていました。
なるほど、建物や家の断面図が描かれていて、その中の様子も細かく描かれています。

観察力・洞察力・想像力・空想力 ETC...
脳の中が、総動員でフル活動します。

小さなお子様から、お年寄りまで楽しめる、素敵な絵本を見つけました。

さがしてあそぼうの４冊のスタートとなる「冬ものがたり」。
一見、ストーリーのない絵だけの絵本はつまらなく感じますが、
そう感じる人は裏表紙の絵を参考にまずは見てみたら、何となく
見方がわかってきますよ☆

最初の見開きで、アドベントキャンドルを飾っているところから、
クリスマス前の期間であることがわかります。
バスについていくと、ホールではクリスマスコンサートのリハが
あっているし、広場ではクリスマスマーケットが。
本屋にはクリスマスの絵本が並び、デパートではおもちゃ売り場が
大にぎわい。
公園では大人も子どももソリにスキーにスケートに、とウィンタースポーツを
楽しんでいます。

事故、ハプニング、どうぶつたち。それぞれのストーリーがあって、
本当にかなりの時間楽しめます♪

最初は文字のない絵本なのでどんな風に話を進めたら良いのかと思いましたが、「オウムが逃げちゃったね。」「おばあちゃん、どこへ行くのかな。」と毎回違った話ができるのでとても楽しいです。一人の人を追いかけながら話をすすめてもいいし、全体を見ながら話してもいいので色んなお話ができるのもいいです。冬・春・夏・秋と季節が変わっていく様子も見れて四季を感じることができてとても良い絵本だと思います。娘も飽きることなく毎日のようにみています。絵をみながらいろんなことを感じているようです。色んなことが感じられ、お話の世界が広がり、この絵本は本当に素敵です。