「よるになると」 なかなかよいと思う みんなの声

お薦めされていて読んだのですが、
松岡達英さんの名前を見て
虫の本かと思いきや、
魚や両生類、ほ乳類や鳥も出てきて、
自然の昼と夜の様子が
よくわかります。

虫好きの息子も
知っている虫があり、
知識の再確認で安心しながら
自然の中のその他の生き物の様子も学べ、
集中して見つめていました。

主に昆虫たちを中心に、昼の姿と夜の姿が描かれています。
この作者にしてはめずらしく（？）最後までまじめなトーンです。
絵もかなりリアルな感じ。

夜の森や夜の池って、静まり返ってこわ〜いと思っていましたが、意外と賑やかなんですね。
夜に魚を捕る鳥がいることも初めて知りました。

昆虫に興味を持ち始めたら、こんな絵本でさらに視野が広がりそうです。

自分が寝ている時って虫たちは何してるんだろう
どんな虫がいるんだろうっていう
素朴な疑問を解消してくれる本です。
よるになっても動いて活動している虫たち
こんなにいるんですね。
絵が綺麗なので虫嫌いの私にも見れます。。。
勉強になります。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

月刊かがくのともを毎月購読していました。
この『よるになると』も、虫やらが苦手な息子の反応は、残念ながらあまりありませんでした。
ですが、とても素敵な絵本だと思います。
まるで写真のように繊細に描かれている昆虫や植物。
昼の様子のページに続いて、同じ構図で夜の様子が描かれていて、一目でその時々の様子が理解できます。
他の生き物は昼も夜も忙しいんだなと関心しました。
また、表紙がとても美しく好きです。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】

かがくのともが好きなのと松岡達英さんの作品だったのでこの絵本を選びました。昼と夜の世界を対照的に描く事で比較し易く夜になるとどのような生物が活発的に行動するのかを分かり易く描かれている所が良かったです。普段なかなか観察出来ない細かな所もしっかりと描かれている所はさすが松岡さんだなと感動しました。実際に自然の中に出て観察してみたくなる絵本です。

【事務局注：このレビューは、「よるになると」かがくのとも　2009年7月号に寄せられたものです。】