「でんちゅう」 みんなの声

毎日何十本も見ていて日々お世話になっている電柱ですが、意外と知らないものですよね。この絵本を読んで身近に感じられるようになりました！
まずは大人が読んでも楽しめて面白かったです。
「難しいかな」と思いながら3才児に読み聞かせましたが、みんな真剣に聞いていました。
翌日、散歩に出かけると、しっかり覚えていて見上げながら「街路灯だよ！」「看板あるよ！」等みんなで楽しみました！

普段気にもとめない「電柱」に焦点を当てた絵本です。
電柱の構造や働きについて説明があり、親の私も知らなかったことが多く、とても勉強になりました。
実は今の居住区は、電線はすべて地中なので、電柱がありません。
そのため、息子はあまり電柱についての意識がありませんでした。
ところが、この本を読んでからは、買い物などで居住区から離れた地域に行った時、電柱のあるところを歩くと、息子は「足場ボルトがある」などど嬉しそうに話しかけてくるようになりました。
年少からでも十分に理解できる本だと思います。

身近にあるけれど、そんなに興味のなかった電柱。この「かがくのともでんちゅう」は見開くと、電柱を見上げた構図になっているのでとても親近感があります。電柱ってこんな働きをしているのか、こんなものもついているんだと今更ながら勉強になりました。ちょっと家を一歩出たらすぐに目に入るはずの電柱をよーく見てみましょうっと。小さい子にはあまり上を向きすぎて、危ない目に合わないよう気をつけてくださいませね。

一本の電柱を１２のパートに分け、下から順に、付いている物の名称や意味を解説してくれます。
「へぇ〜そうなんだぁ・・・」「なるほどねぇ」と親子そろって新発見したり納得したり。
ちょっとした電柱博士になってからは、外を歩く時についつい電柱を見上げたくなりますよ。