男の子なんであまりいもとようこさんの絵本は読み聞かせしてこなかったのですが、タイトルにひかれて息子と読みました。「ダメ」って、ダメなことをして起こられる話かなあ、と思ってたら…逆でした(苦笑)
読んでみて…分かる分かるなあ、その気持ち。私自身も子どもの頃、仲いい子には嫌われたくなかったから、はっきり意志表示しなかった気がするし。もしかしたら大人になってもママさんの間柄で遠慮することもあったり。そして何より息子は言い出せないというか、泣き出す方でして…りすくんの気持ちが痛いほどわかりました。
でも、小さい声だけど勇気を振り絞ったりすくん。そしてりすくんのために、くまくんは大好きなイチゴを…結末は書きませんが、すてきなお話でした。小学校にもなればこううまく話は進まないかも知れませんが、友達関係も悩んだりぶつかったりしながらちょっとずつでも解決できる力を身につけてほしい。その勇気を少しくれるすてきな絵本でした。
親子一緒に
読んで良かったです!