♪おれは おにだ
♪つのがある
♪おれは おにだ
♪きばがある
本当は優しい鬼なのに…
狸と狐以外には そんな姿を絶対見せない鬼が居ました。
ある日…強いはずの鬼が…
熊と猪の居るところで…
「ぎゃーっ」
この出来事以来 家にこもってしまった鬼のお話です。
(こうでなければならない)って肩肘張って生きていた鬼。
恥ずかい気持ちでいっぱいになってしまったのでしょうね。
我が身を振り返ってみても
背伸びしたり 無理をしている時程
失敗すると とっても恥ずかしかったり
家に帰ってきた時に「あ〜疲れた〜!」ってしんどかったりします。
まあ ちょっと位の無理は必要な時もありますが
必要のない場合の方が多いものです。
「有りのままの自分でいこうよ☆」
そんな風に思えるようになる絵本だと思いました。