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「すき」ということばで…
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投稿日:2006/12/07 |
とってもあったかく、やさしい本です。
男の子に「きらい」と言われて傷心のキツネが、ウサギに「すき」と言われることで、心があったかくなる。今度はそのあったかさを、男の子にあげようと、必死に人間のことばを練習します。
「すき」と言っているつもりでも、口を開けると「コン」になってしまい、なかなか通じません。でも…
水彩で描かれた、淡い色彩の絵がやさしく、キツネの姿が何ともかわいいのです。おすすめです!
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「がんばれ〜」
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投稿日:2006/12/02 |
大人のような「冷めた」心にはまだ縁がない娘は、ページごとに「次はどうなっちゃうんだろう」と心配そうにして、「がんばれ〜、がんばれ〜」と一生懸命応援しながら聞いていました。
いつもながらエリック・カールさんの作品には感動させられます。自分が今ここに生きているのは、けっして自分だけの力ではなく、たくさんの命が支えてくれているということ、そして、自分もまた、次なる命を支える役割を担うということ…。
またまた手元に置きたい本が増えてしまいました。
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こどもが寝るまで…
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投稿日:2006/11/30 |
保育園で読んでもらったと言って、娘が借りてきました。
最初、柔らかめの声で読み始めたら、「もっと元気な声で読んで」と、声にまで注文が…。「何で?子守唄でしょう?」と言いながら、読み始めるまで一騒動(笑)。どうやら保育園の先生の読み方とは違ったようです。
お母さんを追いながら一人ぽっちで葉っぱに顔を埋める子うさぎ。温かい色合いとタッチのいもとさんの絵が、子うさぎの寂しさを包み込んでいるようでした。
「とんとんとん」という音を「子守唄」ととらえ、子どもが寝るまで続けているのではないかと考えた、作者といもとようこさんの感性がすばらしいです。
巻末にある解説も保育園で読んでもらったという娘は、「悲しくなるから、ここは読まないで」と頑強に拒否しました。この黒ウサギたちの住処が人間たちによって侵されてきていることが辛いそうです。悲しんでいるだけでなく、自分たちに何ができるかを考えられるようになればいいなと思いました。
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「これね、タカサキさんが嘘つくんだよ」
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投稿日:2006/11/29 |
このシリーズのファンとなっている娘は、図書館から借りてくるとすぐに読んでしまいました。それでも私に「読んで」とせがみ、「これね、タカサキさんが嘘つくんだよ」と言いながら、にこにこ聞き入っていました。
私にとってもシリーズ3作目。もう驚きません。
タカサキさんの突飛な言動もへっちゃらです…と思っていたのですが、ちょっとちょっと、そんなことしちゃまずいでしょ。それではお猿がかわいそう。
何も考えずに笑う…という訳にはいかなかったのが残念でした。次に期待。
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紙芝居を作って…
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投稿日:2006/11/29 |
オリジナルは歌の詩だそうです。
道理でリズミカル、「それはすばらしいなつのあるひ」という一節が適度な反復を生み出しています。
娘はたいそうお気に入り。
さっそく各ページの絵をまねて描き、紙芝居に仕立てて、何度もやって見せてくれました。
絵がまた素敵なんです。思いっきり大きいトンボ、靴、カエルたち。「僕」の表情は最後にしか描かれてないのに、ページ全体から笑顔が飛び出してくるような印象を受けます。
妙に幸せ、元気になれる本でした。
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せいせいどうどうと???
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投稿日:2006/11/29 |
「はるはおはなみ」でちょっとがっかりして、秋に期待していました。結論としては……うーん。
タカサキさんのぶっ飛び度はますます上がり、止まるところを知りません。どんな手段でも勝てばいい(?)的に次々と作戦を繰り出していきます。確か選手宣誓で「せいせいどうどうと ちからのかぎり たたかうことを」ちかったのは、タカサキさん、あなただったはず…。
まあいいか。
トドじいさんの「じんせいでいちばんきりっとしたかお」に免じて、☆4つにしておきました。
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胸の中の小さく重い石
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投稿日:2006/11/29 |
虫大好きの娘が選んで借りて来たものの、主人公は小学校4年の男の子、しかもその心の微妙な動きがテーマとあって、多分、核心部分は理解できなかったと思います。
小さな対抗心から、勇一のピンバッチを盗んで捨ててしまったわたる。勇一に気づかれた様子はないものの、わたるは自分の心の中に、小さい石の重みを感じるのです。そして、何か勇一の役に立ちたくて、自分だけが知っている草原に、トノサマバッタを捕りに行こうと誘います。
2人の目の前で乱舞するトノサマバッタ。しかし動きの素早いトノサマバッタを2人はあれこれ協力しても捕まえることができません。ふっと休むと、ピンバッチの記憶がよみがえりますが、わたるはどうしても勇一に言い出せず、ただ、心の中で「いつかきっというよ」とつぶやくだけなのです。
男の子の意地、すなおになれない心理がとってもよく描いてあります。でも、6歳の娘には分からないでしょう。彼女が興味を持ったのは、トノサマバッタの詳細な描写でした。この秋、「トノサマバッタ捕り大会」なる行事に参加し、まだほとんどいない時期に、子どものトノサマバッタを捕まえた娘。でも成虫にはとてもとても歯が立ちません。
バッタに翻弄される2人の様子を描いた部分では、パパといっしょに「そうなんだよね〜」と納得の様子。さらに最後のほうでやっと出てくる「おばけバッタ」の描写と絵は大喜びでした。1ページの半分はあろうかという顔は、まさに仮面ライダー。ド迫力の絵に、しばし「どこがバッタなの?」と戸惑ったあと、「うわー」と大受けでした。
まだ主人公の心理は分からなくてもいいかなと納得した母でした。
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一回読んだだけで覚えちゃう!
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投稿日:2006/11/29 |
「〜せ」の脚韻が「おっとせい」の「せ」とうまく呼応して、忘れたくても忘れられない印象を与えてくれます。
電車の中で読んだのですが、少々恥ずかしいながらも、しっかりリズムに乗せて読んだら、電車を降りた時に娘が口ずさんでいたほど覚えやすい!
巻末に掲載されている矢野顕子さんの曲もいいですね。若干民謡的な詩に、何ともモダン(死語?)な曲と和声で、実際の歌を聴いてみたくなりました。
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こんな宿題が必要な私にならないように!
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投稿日:2006/11/29 |
いもとさんの絵があまりに温かいので、うんうんと読んでしまいましたが、実は今の子育ての問題を暗示しているのでしょうね。
子どもに強制的にやらせる宿題。それなら親だって協力しないわけにはいかない。こうまでしないと、抱っこしてもらえない、寂しい子が増えているのでしょうか。
今はまだ年長の娘。一人っ子ということもあり、ママやパパの抱っこは独り占めしています。お風呂の中、寝る時、悲しそうな時…いつでも抱っこをねだってきます。でもそのうちに、自分からはねだらなくなるのかもしれません。あるいは親に気を遣って言わなくなるかも…。
こういう宿題が出ないと、「抱っこして」と言えないような我が家にしないよう、私が気をつけなくてはいけないと、心にざくっとささった一冊でした。
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夢いっぱいの本
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投稿日:2006/11/29 |
何日かかけて、ベッドの中で読みました。
そばで聞いていた夫が、毎日のように「いいお話だなぁ」とつぶやいていました。
るることキリカ。
名前が既に魅力的です。
まったく現実と離れたファンタジーの世界であるからこそ、なんのひっかかりもなく、すーっと入ってくるのでしょうか。画用紙に書いたキリンがいきなり動き出すという設定にも何の違和感も感じませんでした。
借りて読みましたが、機会があれば購入したいと思いました。
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