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わらはべ

ママ・40代・東京都、女6歳

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自己紹介
2000年生まれの娘の母親をやっています。
家では小さい子に音楽を教えています。わらべうたが大好きです。昔、ウィーンに留学していたことがあるので、ドイツ語の絵本も好きです。いつか自分で翻訳してみたいです。
聴覚障害者サポートにも関わっているので、手話や障害受容に関する絵本にも、ついつい目がいってしまいます。
最近は「寝る前の1冊」が習慣になっています。なるべくゆっくりと、ことばのイントネーションを大事に読めるようになりたいと思っています。
好きなもの
わらべうた、きれいな絵の絵本、美術館歩き、オペラ、合唱、ピアノ、古楽、ドイツ、オーストリア、イタリア、ハンガリー、手話、温泉。
ひとこと
ここでのみなさんの感想を、いつも参考にさせていただいています。子どもと一緒に絵本を楽しんでいければ嬉しいです。

わらはべさんの声

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自信を持っておすすめしたい 2〜3才で出会いたかった   投稿日:2006/10/30
にじいろのはな
にじいろのはな 作・絵: マイケル・グレイニエツ
訳: ほその あやこ

出版社: ポプラ社
カラフルな配色が大好きな娘が自分で図書館で選びました。

絵もお話もとてもすてきです。
春の訪れと共に咲いた「にじいろ」(実際には藍色を除く6色)の花びらをもつ花。地表に出た喜びをみんなに分けてあげようと、1枚1枚の花びらをつかって動物たちを助けます。季節の移り変わりとともに弱っていくにじいろのはな。最後の1枚は風にもぎ取られるに任せるしかありません。でも、地中におちた種が翌年は…。

この世に生を受けた喜び、その喜びを誰かに分け与えようとする優しさ、助けてもらったことへの感謝、受け継がれる命の鎖……短いお話の中に、本当に大切なものがぎゅっと詰まっていて感動しました。

娘が2〜3才の時に出会っていたら毎日読まされただろうと思います。家に来る子供たちのために買っておこうかな。本当にいい本なので、ぜひ手に取ってみてください。
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なかなかよいと思う 図書館で借りると楽しみ半減   投稿日:2006/10/28
ノアのはこぶね
ノアのはこぶね 作・絵: ブライアン・ワイルドスミス
訳: さんべりつこ

出版社: 大日本絵画
たぶん☆5つなんだろうと思います。図書館で借りたのがいけなかった…。仕掛けのほとんどはくたびれてしまって、セロテープで補修してある箇所も機能不全でした。

「とびらをめくり、つまみを動かせば、どうぶつたちがノアをてつだってはこぶねをつくっているところや、いなずまがひかるなか、ふねでただよっているところを見ることができます」(裏表紙より)

……見られませんでしたが、きっとこの本を借りていったたくさんのお子さんたちは、わくわくしてページをめくり、つまみを動かしてノアの世界に心躍らせたに違いありません。
絵もきれいです。

がっかりするのがかわいそうで、子供には読んでいません。
買って読むか…というと6歳という娘の年齢もありちょっと躊躇します。本を破かなくなって、多少手先が器用になったお子様なら楽しめるでしょう。

仕掛け絵本は借り物ではダメと、肝に銘じました。
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自信を持っておすすめしたい 私は好き、だけど娘は…   投稿日:2006/10/28
おばけのコンサート
おばけのコンサート 作・絵: たむら しげる
出版社: 福音館書店
「読む」側の私は擬音語がおもしろくて好きです。でも「読まれる」側の娘にはもはや物足りなかったらしく、読み終わったあと冷静に一言。

「ちいさい子向きだね」

ここは負けじと、何歳ぐらいの子に読んであげたい?と聞くと、しばし考えて

「うーん、4歳とか、2歳とか」

裏表紙にはしっかり「2才〜4才むき」とありました。

…降参。

そう言いつつ、保育園で小さいお友達に読んであげるんだと擬音語を読む練習していました。
だから娘には悪いけど☆5つ付けちゃいます!
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なかなかよいと思う 素朴な心温まるお話   投稿日:2006/10/28
よかったねかかしくん
よかったねかかしくん 作・絵: マリー・ジョゼ・サクレ
訳: 保冨 康午

出版社: Gakken
畑を守っている心優しいかかしくん。
かかしくんの密かな夢は畑じゃなく花畑に立つこと。
ずっとずっとがんばってきたのに、ある年、古くなったからと畑に置き去りになってしまいます。大ピンチ!! さて…?
大丈夫、最後はハッピーエンドです。
ごく素朴なストーリーで安心して読めます。

かかしは一年中立っているものだという印象があったもので、冬になると、かかしは引き抜かれて倉庫に仕舞われるんだと初めて知りました。慌てて調べたら日本にも「案山子揚げ」という行事があるらしく、ということは一年中立っているかに見えたかかしは、実はこの本のかかしくんのように置き去りにされてしまったのかな?と考えてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい チビねずくんのしぐさがカワイイ!   投稿日:2006/10/19
チビねずくんのながーいよる
チビねずくんのながーいよる 作: ダイアナ・ヘンドリー
絵: ジェーン・チャップマン
訳: くぼしまりお

出版社: ポプラ社
このシリーズ、「チビねずくんのあつーいいちにち」を読んだときは全然お手伝いをしないチビねずくんに「?」と思ってしまいましたが、こっちは面白かったです。

寝られないチビねず君のしぐさがめちゃくちゃカワイイ!枕を持ち上げてみたり、さかさまになってみたり、足をつかんでみたり。「これ、やるやる〜」と思ってしまいました。

我が家の娘は6歳の今でも一緒のベッド。先に寝かせても私が寝るまで起きていることもしばしば。寂しいと寝られないんですよね。

最後の2匹で寝入ってしまっている絵は、まさにウチの光景と一緒。温かい色合いで細かく描かれた室内の絵もステキでした。
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なかなかよいと思う 色々な動物がいます。   投稿日:2006/10/18
ノアのはこぶね
ノアのはこぶね 絵: ルーシー・カズンズ
訳: 五味 太郎
再話: ルーシー・カズンズ

出版社: 偕成社
娘にとってピーター・スピアーの本に続く2冊目の「ノア本」でした。話の内容は知っていたので、今回は絵を楽しむ余裕がありました。色々な小さい動物達が出てきて、一つ一つをじっくりと見ていました。

この間読んだのとどっちがいい?と聞いたら答えは「こっち」。理由は「絵がかわいいから」だそうです。
色もきれいで子どもにはとてもわかりやすく、もっと小さいお子さんの最初の「ノア」に適しているかな?と思いました。
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なかなかよいと思う 泣かれました。   投稿日:2006/10/18
ちいちゃんのかげおくり
ちいちゃんのかげおくり 作: あまん きみこ
絵: 上野 紀子

出版社: あかね書房
私が仕事で読んであげられない夜、夫が「寝る前の一冊」を読もうとしたら娘が選んだ本です。私は内心「大丈夫かな?」と思っていました。

案の定、しばらくすると私の部屋の入り口に娘が立っていて今にも泣きそうな顔。察しはつきましたがわざと「どうしたの?」と聞くと「ちいちゃんが死んじゃったの…」と号泣。
もちろんその夜の仕事は中断。一緒に寝るハメになりました。

夫の話では、お母さんとはぐれてしまったことが一番ショックだった様子。「戦争来ない?」としきりに気にしていたそうです。実際に世界の国では戦争が起こっている現在、「来ないよ」と楽観的にはいえません。「来ない」ではなく「しない」、子供たちの未来のためにも、大人が能動的に平和を守らなくてはいけないと改めて思いました。

☆5つとしたいところですが、戦火の中では、ちいちゃんを守ってくれた大人があれだけいたのに、なぜ焼け跡ではそういう大人がいなかったのか、娘には困ったときに助けを求められる子になってほしいという思いから☆4つにします。
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自信を持っておすすめしたい ぐっと詰まってしまいました   投稿日:2006/10/18
ほろづき 月になった大きいおばあちゃん
ほろづき 月になった大きいおばあちゃん 作・絵: 沢田としき
出版社: 岩崎書店
娘が選んできて、一度自分で読んでいるのを聞いていたので内容は知っていました。出かけるときに「電車の中でこれ読んで」と言われ、「もう少し楽しい本にしたら?」という言葉が出かかったものの、まぁいいやと思って持って出ました。

ゆっくり読み進んでいくと、とても小さい「大きいおばあちゃん」の笑顔が心にしみてきます。それまで何ともなかったのに、お葬式の場面をめくった途端、グッと息が詰まって声が出なくなりました。ここから月の場面までの3ページが辛かった…次々こみ上げてくるものを必死に抑えて読みました。

作者の方は青森県ご出身ということですが、以前旅した青森の緑深い風景と人々の温かい方言の響きを思い出しました。
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自信を持っておすすめしたい 木はいいね!   投稿日:2006/10/18
木はいいなあ
木はいいなあ 作: ユードリイ
絵: シーモント
訳: 西園寺 祥子

出版社: 偕成社
娘が自分で借りてきましたが、ゆっくりじっくり読むということをまだ知らない6歳の彼女はさらさらさらと読んでおしまい。むむむ、こういう時こそ母の出番!と「寝る前の1冊」にしました。

表紙をめくって最初に現れる絵が、どこか日本の版画を思わせ、私はいきなり引き込まれてしまいました。
ページをめくるたびに木の別の側面が描かれていて、読み終わったあと娘は「木を植えたいなぁ」と言っていました。

「あ〜あ、こういう場所に行きたいね!」と言ったら、現実的な夫が

「今はスズメバチがいるよ」

(↑この間虫捕りに行った時、偵察のスズメバチに襲われそうになったらしい)

しっかり現実に引き戻されてしまいました。
でもやっぱり木はいいですね!!
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ふつうだと思う こりゃ我が家だ。   投稿日:2006/10/18
チビねずくんのあつーいいちにち
チビねずくんのあつーいいちにち 作: ダイアナ・ヘンドリー
絵: ジェーン・チャップマン
訳: くぼしまりお

出版社: ポプラ社
☆2つ以下はつけないことにしているので☆3つにしましたが、読んだ後私は「うーん」、次の日娘に再びせがまれて読んだ夫も「うーん」。何か変。チビねず君、帽子をあげるよりもお手伝いが優先じゃないかい?
そこで夫が娘に一言。「チビねずはお前みたいなもんだ」

そうか!両親があくせく家の中で掃除やら食事の支度やらで動き回っていても、悠然とお絵かきだか何かをして、「はい、ママ、カードあげる!」と持ってくる。そこには「ママ、いつもがんばっておしごとしてくれてありがとう」なんて泣かせることが書いてある。「まあ、ステキなカードをありがとう。さあ一緒に寝ようね」となる…。

…でもやっぱり、人が大変そうにしていたら手を貸してあげる子になってほしいなあ…と思ってしまいました。せめて理由を言うとか…。相手をびっくりさせたいような秘密のことは、その相手の目の前でやることじゃないんじゃないかなあと、釈然としないものが残ってしまった母でした。
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