乗物本と、ナンセンス本というかおもしろい本に興味のある2歳半の息子に
図書館で借りました。
表紙のアフロ頭のインパクトがあまりにも大きくて。
こんもり頭の使い方(クリスマスツリーにもなるし、おやつを放り込んでおけばお腹がすいた時に食べられる等)や、
困ること(ベッドから一人で起き上がれない、親はTVが見れない等)なども
有り得ない設定の中のリアルな場面で笑えましたけれど、
こんもりの中にねずみたちの「かみのけーランド」があるなんて、
もう想像の域を超えていて、本当におかしかったです。
とにかく息子はとても面白かったようです。
特に最後のオチは、現在、彼の笑いの関心=オナラに絡んでいますので、
とても気に入っていました。
真剣に絵本の細部を何度も何度も見て読んで、いろいろ感想を言っていました。
恐らく子ども受けはとてもいい本だと思いますが、
髪の毛の中だと思うと、…ちょっとバッチイと大人は感じてしまいますので
綺麗好きな方にはオススメしません。。
このバッチイ話を、これだけ想像力を膨らませて描いた作家さんは、
本当にすごいと思います。
マンガチックな絵が、そして、おかしさを倍増させていると思いました。
私には「アリ」な絵本です。
汚いけれど、好きです!