かえるさんが出てくるので、雨の日にぴったりかなと思い読んでみましたが、どの季節にも対応できる(?)楽しい絵本です。
長さんって、読み手をどきどきわくわくさせる天才ですね。
ページを早くめくりたくなる話の展開をいとも簡単につくっておられるような気がしてなりません。
ページごとのかえるさんの表情に着目しましょう。ちょっとずつ変わっていて、そのちょっとの変化がかえるさんの気持ちを大きく表していることに気づき、こちらとしてはとてもうれしくなりました。長さんの工夫を発見したぞ!みたいな。
かえるとカレーライスをリンクさせた理由なんて、長さんに聞くのはナンセンスなんですけど、この本をつくられるとき、きっと長さんはカレーライスを食べたくてたまらなかったんだろうなあ。なんて、思いながら何度も読み返しています。