「もりいちばんのおともだち」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

シリーズの「ふゆじたくのおみせ」を先に読んでいたので、クマさんとヤマネくんの出会いは、新鮮でした。
子供が興奮したのは、ケーキを食べる場面です。
ヤマネくんのケーキのすごいこと！
スイカが乗った３段ケーキ（まるでウエディングケーキ）なんて、本当に驚きです。

最後は、カボチャやおいもの収穫パーティーなので、秋にピッタリのお話だと思います。

小さいものが大好きな、森で一番大きいクマ君。大きいものが大好きな、森で一番身体の小さいヤマネくん。ある時出会って、とても仲良くなります。

ふくざわさんの絵もかわいらしく、そして好対照の所がとてもよく描かれていて見ていて楽しいです。子供は、クマ君とヤマネ君の好対照ぶりを見つけるのを楽しんでいました。

お互いの良さを認め合え、素直に「いいな〜」って言える事って、邪心がなくて素晴らしいですね。そんな事を教えてくれる本です。

収穫の秋に読んだので、娘も「今の季節にぴったりだね」と言っていました。是非どうぞ、おすすめです。

　ほんわか優しいタッチの絵が大好きです。
秋を感じさせる絵本を探していた時に見つけました。
秋色の満載のお話です。
くまさんとやまねくんの相手を思いやる姿が
とても　微笑ましかったです。

やさしい雰囲気の絵が素敵です。
やまねくんとくまさんという、体の大きさも好きなものも違う二人が仲良くなって、一緒に苗を育てます。
苗の選び方も、花の様子も、花が咲いた後の様子も意外性があり、とても楽しいお話です。
やまねくんの一生懸命なところと、最後の嬉しい出来事が印象的でした。
絵の雰囲気とお話がぴったりでいい絵本だと思います。

　大きなものが好きな小さなヤマネくんと、小さなものが好きな大きなくまさんはとても気が合います。お互いをとても大事に思っているのがよく分かります。
　もらった苗をそれぞれ植えてみたら、一方は豊作、もう一方はえー？と思いましたが、土の下で大豊作でした、よかったあ。優しさがいっぱいで、こんな友達関係って本当にいいなあと思いました。ストーリーももちろんですが、絵も魅力です。細部まで丁寧に描かれていて、本当に楽しめます。
　私は、ケーキを食べているヤマネくんの絵が大好きです。