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SNOWDROP

じいじ・ばあば・60代・山梨県

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SNOWDROPさんの声

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なかなかよいと思う 友達思いのハリネズミさんに感動   投稿日:2025/12/16
雪の花
雪の花 原作: セルゲイ・コズロフ
絵: オリガ・ファジェーエヴァ
文: 田中友子

出版社: 偕成社
ロシアのお話です。
大みそかにもみの木を飾るのですね。その日、高熱を出したクマくんを助けるために、キツツキ先生はまだ誰も見たことのない”雪の花”が必要だと。そんな無茶な!!でも親友のハリネズミくんは助けたい一心で探しに出ます。ポプラ、トネリコ、マツの木に聞きながら、助けられながら、冷たい泉に飛び込んだり・・・死ぬ思いをします。そして必死の思いで家にたどり着いたハリネズミ君の姿、えっ、もしやこれが? 友情ですね。クマくんが元気になって良かったです。
クマ騒動の今、なかなかこういう絵本を紹介できなくて、残念です。絵本の世界はまた別ですけれど・・・
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なかなかよいと思う こんな世界があったらいいなぁ   投稿日:2025/12/16
ねこたちの夜
ねこたちの夜 作・絵: ブルース・イングマン
訳: 江國 香織

出版社: 小学館
昼間よく寝ている猫に、夜こんな素敵な世界があるなんて、想像力がすごい。
キャットアカデミーなる学校に行って、ちゃんとお勉強しているし、オシャレにも気を使ったり、デートしたり、えっ、映画は人間の『ローマの休日』とは!!ユニーク。
これは家猫の話ですが、外猫はお腹を空かせて彷徨ったり、暑さ寒さ、雨を凌ぐ安心できる場所を探したり、喧嘩したり、でも自由だったりと、生き方は全く違うのでしょうが、厳しいですね。
うちは完全室内飼いだったので、夜はつまらなく、かわいそうなことをしちゃったかな、なんてこの絵本を読んで思ったりして・・・。
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自信を持っておすすめしたい 金剛山にトラが   投稿日:2025/12/15
金剛山のトラ
金剛山のトラ 再話: クォン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: かみや にじ

出版社: 福音館書店
金剛山は好きな韓国ドラマに出てきたので、興味深く、この本を手に取りました。トラが出てくる韓国の絵本はいくつもありますが、この絵本のトラは人食いトラ。その人食いトラに命を奪われた父親の仇を取ることを誓い、精進し、いくつもの試練を超え、最終的には退治をし、犠牲となった人たちの骨を葬り、家に帰るユボギという人の話です。
トラ退治に行くユボギを見送る母親の「生きてかえってくることはかなろう」という思いに私にはない強さを感じました。
行く途中に出てくる面倒見の良いおばあさんはいい人なのか、人を試したりする悪い人なのか分からず、いったい何者?と思いながら読み進めましたが、山の神様だったのですね。トラ退治後には幸せな事もあり、読み応えのあるお話でした。
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自信を持っておすすめしたい 誰かの役に立つこと   投稿日:2025/12/15
たぬきのちょうちん
たぬきのちょうちん 作: 浜田 廣介
絵: いもと ようこ

出版社: 金の星社
私の中で浜田廣介と新見南吉がごっちゃになってしまうのですが、お二人ともいいお話を書きますね。
小さい時から、こういう話を聞いていると悪い人間になるはずはないと確信します。
誰かの役に立つって素晴らしいことですね。
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自信を持っておすすめしたい 春の訪れってこういう感じなのでしょうね   投稿日:2025/03/04
すずをならすのはだれ
すずをならすのはだれ 作: 安房 直子
絵: 葉 祥明

出版社: PHP研究所
北風の吹く寒い寒い雪の中、風邪薬を買いに町まで行くはずのうさぎもお腹を空かせたたぬきの子も迷子になったねずみも、雪を被った一軒家の鈴を鳴らした後はその家から出てきません。喉の渇いたシカも悲しくてたまらないきつねも足に怪我をしたいのししも冬ごもりから目を覚ましてしまったくまも退屈でたまらないりすも。家主に歌を歌って手伝って欲しいと言われたけれど、家に籠もったまま、大丈夫かしらと少し心配しましたが・・・なるほどそういうことでしたか!
お手伝いが出来て、良かったですね。
出てくる動物たちそれぞれも物語になりそうに思いました。特にきつねさん、なぜ悲しくてたまらないのと。もしかしたら『きつねの窓』につながっているのかしら・・・
葉祥明さんの絵もとても素敵でした。
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なかなかよいと思う みみずくさん、そんなに頑張らなくても   投稿日:2025/03/04
みどりのスキップ
みどりのスキップ 作: 安房 直子
絵: 出久根 育

出版社: 偕成社
桜は日本中が大騒ぎするほど代表的な花で、別れと出会いなどいろんな意味があり、大好きですが、見事に咲き、また儚く散る姿にも美しさを覚えます。そして次の季節を思わせる葉桜も好きです。だからみみずくさん、そんなに頑張らなくても、花かげちゃんとはまた来年会えますよと思いながら読みました。
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自信を持っておすすめしたい 確かに猫ってこんな能力がある気がします   投稿日:2025/03/02
安房直子 絵ぶんこ(6) ひぐれのお客・初雪のふる日
安房直子 絵ぶんこ(6) ひぐれのお客・初雪のふる日 著: 安房 直子
絵: 松村真依子

出版社: あすなろ書房
不思議なお話ですが、お話の世界にいつの間には入り込んでいることに気づきます。私が猫好きだからでしょうか?
木枯らしに乗って評判を聞き、遠く離れた裏地屋にやって来たエメラルド色の目をした黒猫。最後まで名前は書かれていませんが、多分素敵な名前がついているのでしょう。上等のカシミヤの黒のマントに絹の裏地をつけたいと。なんて素敵なのでしょう。たくさんの赤の中から薪ストーブの炎の色をした赤の裏地を買って帰ります。寒くてやりきれないときには確かにその色! あったまるでしょうね。
裏地屋の山中さんはもっともっと話していたくて食事に誘いますが、帰ってしまいます。またいつか、季節に応じた色を探しに、素敵なことを教えに来てくれるといいですね。山中さんはブイヤベースを作りながら待っているでしょう。
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なかなかよいと思う 怖かったです   投稿日:2025/03/02
初雪のふる日
初雪のふる日 作: 安房 直子
絵: こみね ゆら

出版社: 偕成社
今回は絵文庫6の一つとして読みましたが、この話は以前この本で読んだことがありました。その時、怖くて、本当に連れ去られてしまう気がしました。多分、私は心の何処かで怖いけれど、知らない世界に行ってしまってもいいかなと思っているからかもしれません。でもやはり雪の世界は怖いし、小さい雪の塊になるのも嫌です。
女の子はおばあさんから聞いた話をよく覚えていて良かったです。ちゃんと聞いて覚えておくことが大事だと痛感しました。
明日からまた寒さが戻り、雪になるとか、『よもぎよもぎ、春のよもぎ!』って言ってみようかと思いました。
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なかなかよいと思う ひとりぼっちになった熊   投稿日:2025/03/02
安房直子 絵ぶんこ(7)北風のわすれたハンカチ
 安房直子 絵ぶんこ(7)北風のわすれたハンカチ 著: 安房 直子
絵: eto

出版社: あすなろ書房
本当に寂しかったのだと思います。父さんが、母さんが、妹も弟も・・・人間というやつに。切ないですね。最近特に熊の出没がニュースになるので、余計切なく感じました。熊からしたらそうですよね。熊だってひとりぼっちはきっと寂しいはず。
一人残された寂しさを楽器を弾くことで癒やそう考えた熊ですが、どうやら楽器の才能はないと北風の父さんと母さんに言われてしまいました。次にやって来た北風の女の子に、魔法で出してもらった材料で作ったホットケーキに癒やされ、ずっと居て欲しいと思いますが、そういう訳にはいきません。女の子が行ってしまい、悲しいなぁと思ったのですが、ハンカチの忘れ物に気づき、また会えると確信して、その思いで安らかに冬眠に入る事が出来ました。浜田廣介さんの『こりすのはつなめ』にあるように、冬眠から目覚めた時に、手に残るホットケーキとはちみつ、そしてハンカチから聞こえる音楽で温かい気持ちになるといいなぁと思いました。
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なかなかよいと思う 伝説の『海の館のひらめ』   投稿日:2025/03/02
安房直子 絵ぶんこ(8) 海の館のひらめ
安房直子 絵ぶんこ(8) 海の館のひらめ 著: 安房 直子
絵: くのまり

出版社: あすなろ書房
後輩にも抜かれ、いつまで経ってもうだつが上がらないレストランの下働きの島田しまおさん。何百年に一度しか手に入らなくて、死んでも死んでも生き返るという伝説の『海の館のひらめ』、そんなひらめに見込まれるなんてとびきりの果報者、島田さんの真面目で直向きな姿にこのような不思議なことが起きたのでしょう。
『海の館のひらめ』のレシピを参考に工夫して作った数々の美しいパイは美味しそうです。
なかなか今の世、『しんぼう しんぼう』というのがねぇ、出来ない人が多そうです。私も偉そうなことは言えません。
辛抱して真面目に頑張れば誰にでもこういうチャンスが訪れて欲しいものです。そう信じて頑張れるかどうか・・・
ありえなーいなんて言わずに、ちょっと信じて頑張ってみようかなと思わせてくれるようなお話でした。
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