すずをならすのはだれ

すずをならすのはだれ

作: 安房 直子
絵: 葉 祥明
出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,210

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作品情報

発行日: 2008年11月
ISBN: 9784569689180

ベストレビュー

春の訪れってこういう感じなのでしょうね

北風の吹く寒い寒い雪の中、風邪薬を買いに町まで行くはずのうさぎもお腹を空かせたたぬきの子も迷子になったねずみも、雪を被った一軒家の鈴を鳴らした後はその家から出てきません。喉の渇いたシカも悲しくてたまらないきつねも足に怪我をしたいのししも冬ごもりから目を覚ましてしまったくまも退屈でたまらないりすも。家主に歌を歌って手伝って欲しいと言われたけれど、家に籠もったまま、大丈夫かしらと少し心配しましたが・・・なるほどそういうことでしたか!
お手伝いが出来て、良かったですね。
出てくる動物たちそれぞれも物語になりそうに思いました。特にきつねさん、なぜ悲しくてたまらないのと。もしかしたら『きつねの窓』につながっているのかしら・・・
葉祥明さんの絵もとても素敵でした。
(SNOWDROPさん 60代・じいじ・ばあば )

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