10歳の長男と8歳の二男に読み聞かせした。
長男はちゃんときいていたけれど、二男は昔話のような独特の平坦な文章が始まったら、もう「つまらない」と言って、ちゃんと話を聞けない。
かまわず読んでいくと、途中で、おじいさんが怒って怒鳴るセリフがあって、その強い調子に二男がガバッとこっちを向いた。
そのあとは話しに引き込まれ、最後まで聞いていましたが、最初から聞いていた長男が、聞き終わって「よくわからない」と言ったのにはガッカリ。
人の物を盗むのは悪いことだけれど、悪いことだとわかっていてそれをしたほうすけの追い詰められた気持ちはどんなだったんだろうと思ったら、ほうすけをただ悪者だとは思えなかった。
子供たちはもう一度自分でゆっくり読んで、ほうすけの行動を考えて欲しいです。