くすのきさんは最近、ご自分で絵を描かれるより、お話を提供する方が多くなりましたね〜。なぜでしょう?
わたしはくすのきさん自身の絵柄も好きなんですが…。(いろいろあるのかな?)
この作品は暑い夏にはピッタリの男の子たちの友情物語です。
友だちだってケンカすることはある。友だちだって許せないことはある。
一方的ないじめはイヤだけど、ケンカは(ケンカのできる付き合いは)対等な感じがします。
この絵本を読んで、改めて思いました。
この作品って、ちょっと昭和の香りがします。
今の子どもたちって、この本のサトシやシンゴ、マサトのように真っ向からぶつかるケンカって、あまりしなくなったような気がします。
こういう生身の付き合い方ができる子どもたちを育てていきたいなぁと、ひとりの大人として思いました。