私の知っている七夕の話とは、違っていて、こういう話もあるんだ〜と新鮮な気持ちで読み進めていました。
読み進めながら、織り姫と自分を重ねてしまいました。
もし、今、自分が主人と子供たちと離ればなれになってしまったら…。私の知っている七夕の話よりも、とても切なくなってしまうお話でした。
昔話にはハッピーエンドのお話ばかりではありません。
長い間、語り継がれてきたのには、何か伝えたいことがあるからだと思います。
この七夕のお話は、夫婦や親子の愛の深さを伝えているのではないでしょうか。
天の川の水を一生懸命に汲んでなくそうとする姿が涙が出そうになりました。
切ないのですが、本当におもっている気持ちが伝わってくるお話です。
七夕が近くなってきたら、また読んであげたいと思います。
そして、他の七夕のお話も読んで、いろいろな言い伝えがあることを知るのもいいかなと思います。