やさしい言葉が使われていますが、意味を読み取りにくく、詩人は何を言いたいのだろう?と戸惑いました。難しいと思いました。何度も読みました。この詩が載っている『奇跡ーミラクルー』にも目をとおしてみました。
詩人はこの世の矛盾や悪や悲しみを、しっかりと見据えているのではないでしょうか。長じて、それらと向かい合わざるを得ない私たちに、向かい合う覚悟と考える責任、そしてその先にある幸福を求める気持ちと力を持ってほしいと願っているのでは?・・・そんなことを考えました。
いせひでこさんの描かれた、まだ多くの悲しみを知らない 無垢な幼子が可愛いです。
(作品情報に、「小学校低学年から」とありますが、それはちょっと無理なのでは?と思いました。)