人間と暮らしたい鬼・・怖いからはっきり断れない人間の弱さ。
そんなずる人間の気持ちに鬼は気づいているんだろうか?
『ぜったい、気づいてるよ!それでも友だちになりたいんだよ・・』
と娘の意見。
毎年節分の時期にこの本を読んでいます。
少し前に使い走りという役のいじめを体験した娘は今年は
単におにが可愛そう・・という感情だけではなくなっていました。
見かけで判断することはいけない。といいながらじぶんさえよければという人間のずるさを見抜き出したようです。
読むたびに・・子供の成長が感じられます。
ほんとに深い本だと思います。
私自信も少なからず感じ方が変わってきているようで・・
鬼をできるなら抱きしめて『もう・・いいよ』って言ってあげたくなっているのは、年をとったからかな?