地球温暖化対策について、世界中で話題になっていてどこかの大統領が「んなわけあるかよ!」とのたまっているこの昨今。
その彼に、人に「友達と映画でも見ろ」とかほざく前にひとまず、この本から読めよ、と言いたい。
今、まさに、こんな感じでぺんぎんの乗った氷がどんどん溶けているのだなー。
作品自体に説教臭さは全くないけど、読みようによっては色々と考えさせられる内容。
子どもには、そういう世界情勢なんて関知しないところではあるけど、「本当に、こうやって地球の氷が溶けちゃっているんだよ」と教えるいい機会になった。
それに、エスキモーという私たちにとってはなじみのない世界の男の子が出てきたのも、意外で良かった。