子どもの頃大好きだったリンドグレーンの作品です。しかも私の好きな小人のお話とあって、私の方が夢中になって読みました。
クリスティーナ・ディーグマンの絵も郷愁を誘う絵でお話に合っていると思いました。
ストックホルムの小学校にペーテルとペトラという小人がやってくるところから始まります。
先生も生徒たちもペーテルとペトラにとても好意的です。教室に小さな洋服かれを作ってあげるところが素敵だと思いました。
小人たちと一番仲良しになったグンナルという少年。その少年にペーテルとペトラが習いたての文字で「きみは すてきな おともだち グナル!」と書いてみせてあげるところが感動的でした。
人間と小人との心温まる交流が描かれていて読むと心が温かくなります。童心に返って、小人のお話を読みました。息子より私の方が気に入ってこの本がほしいと思いました。