子どもたちに読み聞かせで「雪女」を紹介したくて、いろいろ探して読んでみました。
これは紙芝居のバージョンで、脚本は桜井信夫さん。
監修には松谷みよ子さんが関わっています。
主人公「みのきち」「おとう」の目でみる年齢の設定も違和感がありませんし、場面展開も16場面とテンポよくまとめてあると感じました。
元々は日本の民話なので、地域によって若干物語に違いもありますが、この紙芝居は筋にぶれがなく読みやすいです。
寒い冬の時期に、日本らしいむかしのお話を子どもたちに届けるのに、この「雪女」の物語はお薦めの1つだと思います。
多少色恋の部分も出てきますので、お薦めの対象は高学年以上でいかがでしょうか?