おじいちゃんは106さい」 たかくんママさんの声

おじいちゃんは106さい 作:松田 もとこ
絵:菅野 由貴子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:1999年2月
ISBN:9784591060056
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 12
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  • 幸せなおじいちゃん

    うちは、おじいちゃん、おばあちゃんがいます。全部で6人家族。
    だから、おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなる話というのは、ちょっと避けてしまうところがある。
    以前も「だいじょうぶだいじょうぶ」を読んで、「うちのおじいちゃんやおばあちゃんもいつか病気になるの?」と子供に聞かれ、困った。
    「死」から子供を遠ざけておきたいというのではないけど、あえて不安に思うようなことをしたくないという気持ちはある。
    でも、この絵本は、そんな暗さなんて微塵もなかった。
    おじいちゃんは106歳。6歳のぼくとは100歳も違う。
    今のおじいちゃんは寝てばかりだけど、でも、いっぱい生きて、いっぱい歩いて、すごいものがいっぱいつまってる。
    おじいちゃんは亡くなり、子供や孫50人に見送られた。
    でもね、おじいちゃんの生きた道は、ぼくにつながっているんです。
    このおじいちゃんのおだやかそうな感じがとてもよいです。106年幸せに生きて、人生全うしてなくなった。
    それは、ごく自然の出来事なんだよって納得できる本です。
    「死ぬ」ということは、まだ、うちの子は理解できてません。でも、こんなふうに生きてなくなった106歳のおじいちゃんが、とても幸せだったてことは伝わったと思う。

    投稿日:2007/01/16

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