そらまめくんのベッド。
他の友達のベッドよりふかふかしていて、ちょうど良い大きさでそらまめくんのお気に入り。
お気に入りのベッドなので、友達にも貸したくない。
でも、ある時ベッドがなくなってしまった。
友達に貸さなかったので、最初は友達も、意地悪したバツさと思われたが、次第に心配して、探す手助けをしてくれる。
ベッドは見つかったが、うずらが卵をあたためている。
最初はすぐにでもベッドを取り返そうとしたが
次第に、一緒にうずらの卵がかえるのを見守り
こころよくベッドを貸してあげようと思えるようになっていく。
子供って、大人には、いろんなものを「あげる」ってお菓子をとってくれたりしますが、お気に入りのものや自分達と同じくらいの友達には、なかなかものを貸したりできないことも多いですよね。
こういう絵本を読んで、助け合う大切さとかやさしい心をわかってくれるとうれしいです。
絵もかわいいし、そらまめくんの素直な感情もかわいい。
お勧めの1冊です。