特別インパクトのある題名ではありませんが、とてもホットで、後味の良い作品でした。
人間の女の子・いっちゃんと、キツネの男の子・いっちゃんは、そりすべりが苦手なこわがり屋さん。
たまたま出会った「だんだんやま」のてっぺんで、二人はそりすべりの練習を始めます。
最初はなかなかすべれなかったものの、キツネのそりが勝手にすべっていっちゃったのを追いかけているうちに、そりすべりが上手く出来るようになるというストーリーでした。
印象的だったのは、友達と山のてっぺんまで来たのはいいけれど、すべるのが怖くてひとり見送った後のいっちゃん達の(悔し?)涙を流すシーン。
本当は一緒にすべりたいのに、それが出来ないもどかしさ。なんだかとっても愛おしい子供達の姿でした。