スージー・リーさんの絵という事でセレクトしましたが、
作は中国の方、しかもなかなか重厚な展開です。
主人公はウロという女の子。
絵を描くのが好きで、両親もしっかりと応援。
自画像を描くために、画材店で探し当てたのが、雨露(うろ)の麻というのが、何とも運命的です。
ところが、いざ、キャンバスに貼り、描いてみると不思議なことが。
なかなか暗示的です。
ウロや両親も狼狽するさまが切ないです。
画材の由来が因縁的だったから?
いえ、何かを訴えていたととらえたいです。
そう、初心?でしょうか。
絵の本質を体感した心持ちです。