年明けに読み聞かせする絵本をいろいろと探している中にありました。
表紙のきつねの何か含んだような笑みが印象的です。
キツネ=だますものという先入観の通り、一筋縄ではいかないキツネと、あけてはいけないと言われるとあけてみたくなる人間の性との戦い。
順番に変わっていく中身に次は何がおこるのだろうという頁をめくる楽しさがある絵本です。
中表紙にも、ストーリー展開を予感させる絵があるので、じっくりと絵も楽しみたい絵本だと思いました。
ポール・ガルドン、すべては読んだことがあるわけではないので、今年はじっくりと読んでみたい作家の一人です。