静かでやさしいお話です。
ハーモニカの「きらきらぼし」、まるで一緒に聴いているような気持になります。
静かな月夜にススキ野原、そして小さな子狐。
重なるメロディー、 ちょっと遅れるメロディー。
読んだあともきっと心の中できらきらぼしのメロディーが流れ続けるこでしょう。
長く ゆっくり ひきずるように・・・
4歳の娘には 意外にハーモニカが難しいらしく、まだ上手に弾くことはできません。
娘たちの通う幼稚園でも小学校でも ハーモニカは使いません。
家にあるのは、私が子供のころに使っていた古いハーモニカだけなのです。でも娘たちはこの絵本を読むたびに吹きたがるのです。
懸命に教えながら教えてもらいながらハーモニカを吹く様子は 練習している子狐みたいで思わず母はニコニコしてしまいます♪
楽しくってはじける絵本も大好きなのです。
でも、静かに ゆったり やさしさと風を感じるこういった絵本も大好きな我が家なのでした。