しっかりとテーマがある絵本です。環境破壊への警鐘を鳴らしています。
「カラフルで楽しいオバケの絵本を読んで愉快な気持になること」だけを期待してこの絵本を手にとった人には、ちょっと違和感があるかもしれません。でも、作者にとって、どうしても言いたい大切なテーマなんだな、ということが伝わってきました。
ストーリーの展開に無理はなく、納得して読み進められます。汚れを濾過して、きれいな水を作る機械や、みんなで地球をきれいにしている様子には、希望を感じました。バーバパパ一家が帰ってきてくれて本当に良かったな!
小さい子どもさんと一緒に、環境問題、自然保護について考えたい時におすすめの一冊です。