こうさぎたちの、「おなかがすいたよう」の声に可哀そうで涙が出てきてしまいます。おかあさんうさぎが猟師に鉄砲で撃たれてしまうところを目撃したやまんばが、自分の大切な団子の包みを草の上にそっと置いたのにも涙が止まりませんでした。やまんばを誤解していた私が恥ずかしくなりました。優しくて恥ずかしがりやのやまんばもいることを知ってよかったです。こうさぎたちの嬉しい声を聞くことが出来て、優しさの連鎖にも涙が出てしまいました。孫はまだ理解できないかもしれませんが、きっと気持ちは伝わると信じています。何度でも読んで、何度でも読みたい絵本です。