十五夜の季節だったので、小学校のおはなし会でセレクト。
やはり、あまんきみこさんの文章があたたかく、美しいです。
ぽんぽん山の上で母を待つこうさぎたち。
その様子を見ていた恥ずかしがりやのやまんばはあることに気付きます。
さっき、うさぎが猟師に撃たれたけど・・・。
満月の月に母の姿を思い出し、母を恋うこうさぎたち。
やまんばの優しさ、それを見ていた風の子の気配り、そして、
それら全てを見守る十五夜の月。
心にジーンと来るストーリーでした。
子どもたちもしんみり聞き入っていました。
やはり声に出して味わってほしいです。