谷川俊太郎さんの美しい言葉が静かに染み入り、じわーっと終わるお話です。
このお話の歌はとても大事な部分だと思います。
どういう歌か、随分考えました。
錺栄美子(かざりえみこ)さんは著書「語りの時間」(大阪ボランティア協会:発行)
の中で「聞き慣れた故郷の追分けや馬子唄などが心をよぎって、それに近い
メロディーが出て来ました。」と書いています。講座の受講生の発表では
「かるいわらべうた調でした。」とも。
私もぶらぶらと歩きながら、ぽつりぽつりと歌ってみたら、
スーッとメロディが浮かんできました。
我が家ではそれが定番化していますが、空に広がるような、
切ない歌になっているといいなと思います。