皆さんの評価も高いので、一度読みたいと思っていた一冊です。
図書館で、やっと借りられ「あっ、これヘビのところでやめちゃった絵本だ。」と思い出しました。
今回は、気を入れて読みました。
もはや感性の曇っている私には、へんな想像力が邪魔をして先へ進めなかった作品でしたが、やはり楽しい昔話でした。
ととさんのかかさんだのみの気弱さ。かかさんの和尚様信仰。この繰り返しだけでも笑えますが、飲んだものの違和感をあらわす擬態語が楽しいです。そして、こちらも飲んだらそんな感じがすると思えてくるからさらに楽しいんですね。
飲むものが、じゃんじゃんエスカレートしていって、『どうなるの?』と読者を本当に最後まで惹き付けます。
これは、節分の季節にぴったりかもしれませんね。
車で移動中、息子に読みましたら、運転中の夫にもうけました。
落語感覚で、夫は楽しんでいたようです。