絵がすごくいいんです。
のどかな風景に、妙にマイペースでオシャレな牝牛。
1つ1つの情景を細かく描いてくれている作品なのでページ数は意外と多いですが、各ページの文は短いです。
牝牛のヘンドリカの肝のすわったマイペースさが、どの場面を見ても笑えます。
ヘンドリカが町で暴れてダメにした商品の弁償は、飼い主のホフストラおじさんが支払ったのでしょうか?
そこのところは書いてありませんでしたが、ホフストラおじさんがやたらヘンドリカがkちんと牧場にいるかどうかチェックする癖がついてしまった。というシーンはおじさんの心情がうかがえて読み手の大人は面白かったです。
これは日本で初めて初版が出たのは1967年でした。そして私が今持っている本は37すり目の2010年物です。
こんなに長い時間出版され続けている(子どもたちに愛されている)絵本なんですね〜。
そのうち小学校の読み聞かせで使ってみたいです。
内容的には5、6歳くらいのお子さんたちからお薦めできます。