
犬が嫌いな猫と、猫が嫌いな犬のお話です。
お互いの気持ちが膨らんでいくと、戦争が始まり、殺し合いが起きると著者は言います。
そんな時、犬は良い子だったことを思い出せば、猫は自分が子猫だったことを思い出せれれば、お互い優しくなれるという、言葉遊びのようなインスピレーションでできた絵本です。
多くの物語はないのですが、犬と猫が仲良くなるために、自分が優しくなれるような練習帳です。
後半は、読者自身がイメージを膨らませていく空間として、準備されているようです。
一種のハートケアの絵本だと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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