
大人絵本の名作『ブローチ』の渡邉良重、小説家・福永信とともに作り上げた新作。
近年ふたたび注目が集まる「びわ湖真珠」に着想をえて描かれた、少女と真珠の物語。 シンプルで優しい絵、くりかえされる「問い」と「答え」の心地よいリズム、時間の尊さをつつみこんだマスターピース。
解説冊子「びわ湖真珠ができるまで」付き
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わたしのゆめにでてきたの なに? 答えは真珠 まぶしかった
わたしのしょうらいのゆめ なに? 答えは真珠をつくる お父さんみたいに
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真珠は海のものだと思っていたので、琵琶湖で真珠が採れる事が意外感の塊みたいに思えました。
琵琶湖真珠の宣伝のような絵本ですが、なかなかに味わいのある絵本です。
誘導するような問の答えは真珠。
私が真珠を握りしめているような光景は想像したくないので、私が恋人と見つめているのが…、真珠でないことを願うばかりです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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