NHKのスペシャル映像を豊富に使った、MOVEオリジナルDVDつき。大迫力の写真と動きのあるイラスト!はじめて読む図鑑に最適!さかなクンのコラムも読める、充実の内容。最新の分類学を採用した、現在もっとも信頼できる図鑑!インターネットで、魚の最新・おもしろ情報が読める!
海でくらす魚(テンジクザメ目・メジロザメ目・ネズミザメ目など;トビエイ目・シビレエイ目・ガンギエイ目など;シーラカンス目;ヌタウナギ目;ウナギ目 ほか)
河川や湖沼でくらす魚(ヤツメウナギ目;トビエイ目;オーストラリアハイギョ目など;ポリプテルス目・チョウザメ目など;アロワナ目 ほか)
<監修者のことば>
福井篤教授 東海大学海洋学部水産学科
地球上に魚が現れたのは、今から5億年以上も昔のことです。海からはじまり、陸上の河川や湖沼などにも進出し、今では地球上のほとんどの水海に魚が生息しています。魚の姿も大きく変化しました。はじめは、あごのない魚や、かたくて重い装甲板におおわれた魚しかいませんでしたが、長い時間をかけて、サメやシーラカンス、現代の魚の祖先が現れました。このように多様な変化をとげてきた魚は、脊椎動物の中で種数、個体数ともにもっとも多く、現在、世界におよそ3万4000種の魚がいるといわれています。しかも、毎年数百の新種が報告されているので、地球上にはまだ知られていない魚がたくさんいることでしょう。しして、すでに知られている種についても、調査・研究が進み、魚の分類が変わり、分布や生息域もより細かくなっています。この『MOVE魚』も、最新の情報をもとに改訂され、生まれ変わりました。魚の研究は日々進んでいます。この図鑑やDVDを見たみなさんが、魚に興味をもってくれることを期待しています。いっしょに魚のことを調べましょう。
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