総合人間学会は2006年、憲法学者・小林直樹、動物学者・小原秀雄らにより、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」(ゴーギャン)という問いかけに応えるべく、市民・学生・学術研究者からなる団体として設立された。この特集号では、コロナ禍の新しい人間の生き方を探求する。「子どもたちが成長モデルにしようと模倣する大人たちはどのようにふるまっているか。自ら問うことをやめて、久しいのではないか」「執筆者の一人ひとりは、毎日の生活・仕事の場から問いなおし、何事かを始め、その中で深められた論考を本特集に託された。この本を手にとって頂いた読者との間ではじまる対話に期待したいと思う」(総合人間学会出版企画委員長・中村俊「おわりに――編集を終えて」より)。
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